宅建試験 独学、短期間で合格するための方法
私が宅建試験の勉強を始めたのは8月中旬、そこから約2ヶ月間の学習期間で合格しました。
ここでは2ヶ月間の勉強方法やその内容、時間、スケジュール、使った教材等を紹介していきます。
今回は司法書士試験のお話ではなく、宅建試験について書いていきます。
☆目次☆
1.きっかけ
私が宅建試験の受験を決めたのは大学4年の春でした。
私は当時不動産会社への内定を貰っていました。
スキルアップのため時間に余裕のある今、勉強をしてみようと考えたのがきっかけでした。
宅建試験の存在自体は知っていました。
試験日や内容等は全く無知の状態で、願書を出したのもギリギリでした。
しかもそこからしばらくは勉強するわけでもなく、8月中旬まで教材すら用意していない有様でした。
今となってはよく受かったなと思いますが、宅建試験はやる気を出せば短期間で合格できる試験です。
人によっては1ヶ月の勉強で合格できたケースもあります。
2.使用教材
8月中旬いよいよ本気を出した私は、教材の調達に出かけます。
一応事前にレビューを読んでいました。
中身までは分からなかったので、実際に本屋さんで中身をざっと確かめてから購入しようと地元の書店にテキストを探しに行きました。
書店に到着すると宅建試験のテキストは色々な出版社から何冊も出ており、そこでかなりの時間悩みました。
学生の私にはテキスト代も惜しく感じました。
しかもたった2ヶ月で合格しようと考えているので教材選びに失敗はできません。
結果私はユーキャンが出していたテキスト及び問題集を1冊ずつ購入しました。
私が試験対策として使っていた教材はこの2冊だけです。
今思えばこれがよかったのかもしれません。
色々な教材に手を出すことは知識の定着が薄くなりかねません。
これ、と決めた数冊で挑む方が短期合格の近道になります。
ユーキャンが出していたテキストは文字だけでなく図等でも解説されていました。
法律を勉強したことのない人でも分かりやすい内容でした。
問題集も解説が丁寧に書かれているので、分かりやすかった印象があります。
過去問については悩みましたが私の場合は時間がなかったので、テキストと問題集のみを回しました。
過去問については後述します。
3.学習スタート
教材が揃ったのでいざ勉強開始です。
とりあえずまずはテキストを一周することから始めました。
とにかくこの2つを制すれば合格が見えてきます。
宅建試験の合格基準点は高いときでも50点中36点前後です。
民法等と宅建業法が全体の34点分を占めているのでまずはここを重点に学習を進めていくことになります。
民法は法律初学者にとっては難しいと感じる科目ですが、民法が得意科目になれば試験対策としてかなり強くなります。
テキストに載っている図解等を見て、問題の問われ方を変えられても具体的状況をイメージ出来るようにしておくことが必要です。
宅建業法は比較的覚えやすい科目なので、ひたすら暗記していくのが最良です。
他の科目も暗記ものが多いです。
4.勉強スタート 内容をだいたい理解してきたら
テキストを追い、内容がたいたい理解してきたらあとはテキストを読み、該当箇所の問題を解くの繰り返しです。
最近では繰り返さない学習法が流行っていますが、記憶を定着させるにはやはり反復学習が無難です。
条文は無理して引かず、テキストに乗っている知識だけでも十分に感じました。
試験が終わってから思ったことですが、過去問はやはり少しは解いておいた方がいいように感じました。
理由としては、やはり問題集と実際の試験では問題の出され方やクセが少し違うからです。
これは司法書士試験でも感じたことですが、試験問題は独特の出題のされ方があります。
それに引っ張られてわかる問題も分からなくなることがあるからです。
過去問は時間がある場合、3年分くらいは解いておくことをオススメします。
5.直前期にすること
私の場合試験勉強を始めた時点でもう直前期だったので、これからお話することは超直前期の話になります。
試験前1週間は8割を、得意分野及び絶対に覚えておかなければならない頻出論点をひたすら頭に叩き込みに使いました。
残りの2割を苦手な分野に割きました。
苦手な分野を直前に覚え、薄い知識のまま挑んで正解することは運が良くなければできません。
それならば、得意分野や頻出論点をしっかり学習して強固なものにしておく方が遥かに有意義です。
直前期はとにかく暗記することを意識して勉強していくことが最良な方法と言えます。
記憶はやはり新しいものの方が呼び起こしやすいものなので、細かい数字等は直前期に覚えることがいいでしょう。
6.まとめ
2ヶ月という時間はあっという間に過ぎてしまいます。
その中でやることはコンパクトにまとめることが必要です。
最小限の教材と効率、最後は気合いになります。
長期間だらだら勉強を続けているよりも、短期間で合格すると決めてしまったほうがやる気も続きやすいです。
同じ時間にかける勉強の質も変わってきます。
短時間集中して勉強したほうが質は良くなるでしょう。
もちろんじっくり勉強したい人もいます。
しかし最終目標は合格するということなので、とりあえず短期間で合格してしまった方がその後の時間を自由に過ごすことができます。
試験に出ないような細かいところは試験に合格してからでも勉強できます。
私は試験は合格すれば点数はギリギリプラス数点で十分だと考えています。
何も満点を取る必要はないので取れるところはしっかり取る、正答率が20%ない問題等は解けなくても仕方がないと考えて挑むといいとと思います。
7.次回の予定
今回は横道に逸れて、宅建試験の話をさせていただきました。
次回は私の使っている司法書士試験の学習に使っている勉強ツールを紹介させていただきます。
その中から主に教材以外のもので使っているもの、以前使っていて良かったものを紹介していきます。
それでは、今回もここまでお付き合いくださりありがとうございました(o・・o)/
最後に今日の我が家のデグーさんです。
ツイキャスでは勉強配信をしています。告知はしないのでゲリラにはなりますが一緒に勉強頑張りましょう。
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