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司法書士試験 択一対策 手続法編


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司法書士試験 手続法の試験対策

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 司法書士試験で出題される手続法として一番重要なの科目は不動産登記法、そして商業登記法になります。その他、民事訴訟法も午後の部35問中5問出題されることもあり試験対策はしっかりしておく必要があります。

 

 今回は、司法書士試験として出題される手続法の試験対策について考えていきます。前編として、前回の記事に実体法の試験対策について書かせていただいたので、よかったらご覧下さい。

 

aotya25.hatenablog.com

 

目次

 

 

1.前回のおさらい

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 司法書士試験では、実体法として民法会社法憲法、刑法の出題があります。これらの科目は午前の部の試験科目として全35問、内訳としては、民法が20問、会社法が9問、憲法が3問、刑法が3問になります。

 

 実体法対策としては、条文や判例を丸暗記するだけでなく、事例にしても分かるように理解力を高める必要があります。

 

 午前の部の科目は早く解こうとすることは求められていません。しっかり考えた上で答えを出す必要があります。

 

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2.午後の部は時間との勝負

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 司法書士試験として出題される手続法としては、不動産登記法商業登記法民事訴訟法、民事執行法民事保全法、供託法、司法書士法があります。これらは全て午後の部の科目として配置されています。

 

 司法書士試験の午後の部は、択一式試験が35問、記述式試験が2問という構成になっています。これを3時間の範囲内で解き終えなければなりません。

 

 午後の部は、午前の部との違いの一つとして問題を解くスピードがあります。

 

 午前の部は考えて解くために時間に余裕がありますが、午後の部は考える余裕があまりありません。そのため、迷っている暇はあまりないことになります。テンポよくスラスラ解いていかなければなりません。

 

 ペース配分としては、私の場合、択一式を60分~70分、記述式を90分~100分、残りの時間を見直しに当てられるよう意識しています。

 

 実際の本試験でも記述式を90分、択一式を60分で解き進めることで、見直しの時間を確保できたので、その点は良かったと思います。ただ、記述式はもう少しゆっくり解いてもよかったかなという印象は受けました。その辺はまた別の機会にお話しようかなと思います。

 

 午後の部の択一式を70分前後で解き終えるためには、1問2分前後で回答する形になります。1問2分は結構なスピードと言えます。

 

 しかも、早く正確に解かなければなりません。問題分もちゃんと読むことを考えると、普段から練習しておかなければこのタイムを本番で出すことは困難になります。

 

 早く解く練習は普段から取り入れるといいと思います。答練等でも練習できますし、過去問で勉強する際にも、時間を計ることで早く解く力を身につけることができます。

 

 

3.とにかく暗記

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 手続法は、実体法と違って暗記するだけで正解までたどり着けるものが多い印象を受けます。ここから考えると、民法等の実体法は考えなければ解けない問題も多いですが、手続法は知ってるか知っていないかの勝負になりそうです。

 

 関連性を付けて勉強できる部分もありますが、理屈で考えても分からないような問題もあるので、それはそのまま覚えてしまうしか方法はありません。

 

 本試験を受けてみて、とにかく暗記することが得点するための近道になると感じました。

 

 本試験の問題では、自分の知らない情報が出てくることもあるので、そのような時には消去法で片付けて、それでも分からない場合はその問題を諦めることも一つの手です。自分がわからない問題は他の受験生もわからないだろうと考えて、自分が確実に得点できる問題に時間を使ったほうが遥かに有意義です。

 

 

4.直前期でも詰め込める

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 手続法は暗記が重要なことは分かりました。条文や判例、先例などを暗記するだけでも得点できる可能が高いのなら、直前期でも伸びしろが期待できることになります。

 

 手続法の中で直前期に特に得点に繋がりやすい科目は、民事保全法司法書士法になります。

 

 民事保全法は条文も少ないですし、比較的容易に覚えられる知識が多いです。この科目は、超直前期からの勉強でも得点できる可能性があるので、ぜひ正解したい科目になります。

 

 司法書士法も同様に、超直前期からの勉強で得点できるので、捨て問にするのはもったいないです。

 

 

5.まとめ

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 手続法と実体法では、勉強の仕方が少し変わってきます。実体法は解く時間がそれほど重要ではないのに対し、手続法では解く時間を考えながら問題に取り組まなければなりません。

 

 今回の内容を簡単にまとめると、以下のようになります。

  • 午後の部(手続法)は、ペース配分が重要
  • できる限り暗記する
  • 直前期でも伸びしろが期待できるのは手続法

 

 午後の部の基準点は毎年午前の部に比べて低くなる傾向にあります。午後の部の基準点は、大体26、27問前後になります。

 

 基準点が低いのは、午前の部が終わったら退席してしまう人がいる、難易度等様々な要因があると思いますが、時間も関係してきていると思います。自分のペース配分は、本試験までには固定できるといいと思います。

 

 また、解く順番を変えることも午後の部対策の一つの手法になります。私の場合は周りに流されないように、記述式から解くようにしています。

 

 

6.次回の予定

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 次回は、勉強の休憩時間について話していこうと思います。それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

7.受験生の日常

 

 最近天気がいい日が続くので、布団を干せる機会があり助かります。

 

 しかし寒さは日に日に厳しくなっていく感じですね。本格的に冬になったなあ。

 

 これからはコロナと、そして風邪にも注意していきたいですね。

 

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