司法書士試験に向いている人いない人 兼業受験に向いている人いない人
司法書士試験合格者の平均年齢は約40歳です。
この数字からも多くの受験生は仕事をしながら合格に向けて勉強していることが推測できます。
今回は兼業での司法書士試験受験に向いている人について考えていきます。
目次
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1.兼業での受験が向いている人
仕事をフルタイムでこなしながら1日8時間の勉強時間を確保するには睡眠や趣味の時間を削らなければならない場合がほとんどです。
私も約1年司法書士試験の勉強してきて趣味の時間はほぼ無くなりました。
兼業受験に向いている人
1つのことに集中できない人も多くいます。
1日中勉強してもいいと言われても最初は頑張ることができたけれど、そのうち集中がもたなくなってしまい1ヶ月後にはだらけてしまうなんてことも珍しくありません。
一方仕事をしながら勉強も行わなければならない環境では、勉強に張り合いが出ることがあります。
勉強時間が専業受験生より遥かに短いので焦りや義務感も強くなります。
それゆえ密度の濃い勉強をすることができます。
専業受験生の場合時間に余裕があります。
その結果少しくらい遊んでも大丈夫という気持ちが生まれやすいです。
すると誘惑から結果兼業受験生とさほど変わらない学習進度になってしまうこともありえます。
私の性格上専業受験生は自分には向いていないと考えています。
制約がある方が頑張れるタイプなので、専業だとグダグダになってしまう可能性が高いです。
少し違うかもしれませんが、家から学校が遠い人より近い人の方が遅刻することが多いというその近い人が私のタイプです。
私の場合は仕事と両立していた方が合格する確率が上がると考えています。
逆に専業だといつまでたっても合格できないであろうと予測しています。
兼業に向いていない人
兼業に向いている人が制約を課した方が頑張れるタイプだとしたら、向いていない人はその逆になるでしょうか。
そうとは限らないと考えます。
専業に向いている人は1つのことに集中して、かつ長期間取り組んだ経験のある人が該当すると思います。
例えば1つの仕事に長期間勤務したことがある、高校までに部活動やアルバイトをせず受験のみに専念していた、部活動を種類を変えずに継続したなどがあります。
長期間飽きずに、しかも全力で取り組んだことがあれば専業でも1、2年なら続くと思います。
また趣味のない人も専業に向いていると考えます。
趣味がなければその分誘惑は減ります。
時間を目一杯使える環境で誘惑も少ないのは勉強にとっては最強です。
そもそも趣味がない場合は兼業でも強いですね。
あと必要なものは強い意志のみです。
専業受験生は兼業受験生より強い意志が求められるかもしれません。
丸1日机に向かうことを1年以上続けなければならないのは思った以上に辛いです。
大学受験のときは同じ目標に向かって頑張る同志的存在がいましたが、社会人になると受験生は少なくなってしまいます。
モチベーションを一定以上に保つことは常に求められます。
兼業受験において上記の性格や精神論だけでは解決しない問題があります。
それは体力です。
私も元々体が強い方ではありません。
仕事しながら勉強もとなるとそれ相応の体力がいります。
1年だけならなんとかなると思いますが、2年、3年となってくると健康な人でも体が追いついてこないことがあります。
特に直前期は睡眠を削って勉強しなければならない可能性が高いです。
十分な睡眠が取れないと免疫力が下がり感染症にかかるリスクが上がるので注意が必要です。
2.司法書士試験に向いている人
兼業専業問わず、司法書士試験受験に向いている人は何か1つのことを成し遂げた経験のある人だと思います。
司法書士試験は合格率わずか4%という難関資格になります。
言わずもがな取得が困難な資格です。
困難を乗り越えた経験があれば新たな壁にぶち当たっても、それを越える方法を知っています。
メンタルが強い、もしくは動じない性格の人も難関資格に向いていると考えます。
司法書士試験は日々の勉強ももちろん大切ですが、メンタル面のケアも重要な意味を持ちます。
受験を経験したことのある人であれば感じたことがあると思いますが、直前期の精神状態はそれなりに悲惨です。
不安や緊張で思うように勉強ができなかったり、眠れなかったりなどメンタル面で勉強が遅れることがあります。
メンタルヘルスについての記事は過去に書いているので宜しければそちらもご覧下さい。
また司法書士試験に懸けているという思いのある人も受験において強いです。
なんとなく勉強している人と比べて最初からやる気が違います。
そういった人は専業にも向いていると思います。
司法書士試験に向いている最後の理由は、勉強が好きかどうかです。
今まで勉強を楽しいと感じたことのある人は継続して学習していける可能性があります。
逆に勉強の楽しさを感じたことのない人は最初からつまづく可能性が高いです。
3.まとめ
継続していかなければ結果がでないことがほとんどです。
難関資格は特に継続がものをいいます。
中には5ヶ月足らずで司法書士試験に合格してしまう強者もいますが、これはレアケースです。
大半の人は最低でも1年近い日数勉強を重ねて合格を勝ち取っています。
兼業でも専業でも、継続力のある人が司法書士試験に向いている大きな理由となっているのは間違いなさそうです。
4.次回の予定
次回は司法書士試験においての勉強の落とし穴について書いていきます。
それではここまで読んでいただきありがとうございました(o・・o)/
5.受験生の日常
家庭菜園を始めました。
今はニンジン、葉ネギ、小松菜を栽培しています。
ニンジンは収穫まで3ヶ月、葉ネギは2ヶ月、小松菜は1ヶ月程かかるそうです。
収穫が今から楽しみですが、この暑さなのでしっかり育つか心配です。
とりあえずニンジンは発芽したので大丈夫だと思いますが、葉ネギ、小松菜はまだなので気長に芽が出てくるのを待っている状態です。
無事に収穫できることを祈ります。
最後に我が家のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。
ツイキャスでは勉強配信をしています。告知はしないのでゲリラにはなりますが一緒に勉強頑張りましょう。
https://www.instagram.com/aotya39/