司法書士試験 勉強期間半年で合格できるのか
司法書士試験の一般的な短期合格期間は、1年から2年程です。
中には5ヶ月で合格を勝ち取ったケースもあります。
一方10年以上かけて合格した人もいます。
今回は、司法書士試験の最短合格期間について考えていきます。
目次
1.学習期間半年での合格は可能か
短期合格は専業受験生でなければ難しいかと言われると、そうでもありません。
確かに、専業であれば時間に余裕があるので細かい部分まで学習を広めることができます。
兼業受験生であっても勉強する部分を絞り、苦手を分析するなど工夫して1年以内で合格する人も多くいます。
ただ兼業受験生が半年以内での合格を目指すことは難しいと考えます。
専業受験生であればどうかと言うと、兼業受験生よりは可能性があります。
それでも条件はあります。
まず予備校にお願いするということです。
独学ですとスケジュール管理が難しかったり、アドバイスを受けることが出来ません。
予備校で指定された方法を遵守し、1日10時間以上の勉強時間を確保できれば可能性は見えてきます。
仮に独学で勉強し短期合格を目指すのであれば、少なくとも模試は数回受験するのがいいです。
兼業受験生であれば、最短合格は1年程になるかと考えます。
中には兼業受験生でも半年程で合格している人を見かけますが、稀なケースです。
半年で詰め込んだ知識だと中途半端になり、失敗することも多いです。
それなら1年かけてしっかり勉強した方が、より早く合格できる可能性が高いです。
これもやはり予備校にお願いするのが無難です。
スキマ時間も活用し、無駄のない学習を心がけることで短期合格が見えてきます。
2.インプットだけでも3ヶ月はかかる
予備校などではよく1日に1時間で学習が終わると提示されています。
これはインプットのみになります。
アウトプット含め、合格圏内に入るにはその5倍以上の時間が必要です。
インプットだけでも普通に進めれば専業受験生であれば2ヶ月以上、兼業受験生は3~4ヶ月程は要します。
それに加え、過去問や問題集、答練などアウトプットが入ってきます。
最短スピードでも、過去問だけ解く場合専業であれば半月、兼業であれば2ヶ月程はかかります。
私は過去問を解くと同時に、テキストや条文を確認するという作業をしていました。
このように過去問+αとして学習する場合、専業では1ヶ月以上、兼業では3~4ヶ月はかかります。
司法書士試験は択一式以外に、記述式問題も出題されます。
まずひな形を覚えますが、これも時間がかかります。
不動産登記、商業登記合わせ1周するのに、専業では5日程、兼業では1週間以上要すると考えます。
記述はひな形学習だけでは対応できません。
問題集にも取り組む必要があります。
問題集も予備校によりますが、一般的に専業では3日以上、専業では1週間は要すると計算します。
以上は全て1周する期間を想定しており、且つ最短スピードで計算したものになります。
合格圏内に入るには、繰り返し学習して知識の定着を目指すことになります。
上記に加え模試や答練も入ってきます。
よって総合した時間はそれ以上にかかることになります。
3.今からの合格は可能か
このブログを投稿するのは9月になります。
司法書士試験までおおよそ10ヶ月といったところです。
初学者であっても次年度の合格を狙える可能性は残っています。
とにかく基礎を固める
受験生であれば必ず得点できる問題を落とさないことが重要です。
こういった問題を基礎とすると、そこを完璧にすることで合格が近づきます。
過去問などを通して傾向を掴むのもいい方法です。
とにかく先に進む
分からない部分が出てきても、立ち止まらずに先に進みます。
放置し続けるわけではなく、理解できなかった部分は後で質問するなどして解決していきます。
書くより見る、声に出す
書くよりも、見て覚えた方が時間効率がいいです。
これは私見ですが、1回書いて覚えるのと3回見て且つ声に出して覚えるのとでは、後者の方が定着率が良かったです。
ノートに関しては時間がもったいない上に、さほど記憶に定着しないので取らないのが無難です。
睡眠時間は削らない
人は眠っている間に記憶が定着します。
睡眠時間を削ってしまうと、その作業ができなくなってしまいます。
1日最低でも6時間は寝ておきたいです。

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4.目標年度に余裕があり過ぎるのは危険
予備校などで設定されている合格目標年数は1年から2年が多いです。
人によっては目標年度の途中で無理だと判断し、先延ばしにする受験生も少なくありません。
これは時に危険を伴います。
先延ばしにするとその後もズルズル行ってしまい、合格が何年も先になってしまいかねません。
そうは言っても、あまりタイトなスケジュールを組んでしまうと勉強が続かないなんてこともあります。
自分が考えるより、少しキツめの計画を立てるとメリハリができます。
5.まとめ
短期合格に欠かせないことは、勉強を続けることです。
毎日勉強することで、習慣的に机に向かえるようにします。
司法書士試験は、難関資格の中でも難しい資格試験になります。
難関資格の取得経験があっても苦戦します。
私が考える理想の合格年数は1年~2年です。
短期合格に関する記事は過去にも書いているので、宜しければそちらも覗いてみてください。
6.次回の予定
ブログを始めて1年近くになりますが、今までまとめ記事を書いたことがないことに気がつきました。
次回は、短期合格に関するまとめを書いていきます。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました(o・・o)/
7.モコブログの日常
9月になりました。
秋が近づいてきましたね。
夏を振り返ると、今年は夏らしいことをあまりしていないなと。
勉強やらなんやらで忙しかったのもありますが、暑さで出歩く気分になれなかったのが一番の理由です。
今年の夏は猛暑が続きましたが、最近いきなり涼しくなって体が変化に追いつかない感じがしています。
体調には気をつけていきたいですね。
今回の写真はヒツジの目玉焼きプレートです。
最後に我が家のデグーさんです。インスタもやっているので宜しければ覗いてみてください。
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